こんにちは^^
個別指導塾スタディオの小池です。

いよいよ神奈川県の高校入試まであと2週間ほどとなりました。

受験生は高校受験に向けてラストスパートの時期になりますね。

今日のテーマは、

 

 

入試直前にやるべき勉強とは?

 

 

です。

 

受験勉強とは、合格したい高校に入るための戦略的な学習のことになります。

皆さん、自分の目標点や重点的に学習すべき科目や単元などは十分に理解できていることと思います。

受験直前にやるべきことと言ったらただ一つ。

 

過去問への取り組み

 

これに尽きます。

「そんなことは分かってるよ」「もう十分に取り組んでいる」そう思っている子も多いと思います。

皆さんひたすら過去問と向き合ってきたことでしょう。

中にはやりすぎて「答えを覚えてしまった」という子もいるかと思います。

 

しかしながら、ただ何度も繰り返し解いていれば良いかといえばそうではないのです。

過去問を解いた後には丸付けをすることになると思いますが、その時に皆さんはどのように見直しをしますか?

知らず知らずのうちにやってしまいがちな良くない学習パターンがあります。

一番多いパターンは、

 

①間違えた問題の正しい解答を確認するだけ

 

です。

正しい解答の確認だけで終わってしまってはいませんか?

例えば、「(1)~(4)の中から一つ選びなさい」といった問題で(イ)と解答して間違えたとしましょう。正しい解答が(ウ)だったとして、「そっか、(ウ)だったんだ」で終わってしまう子が非常に多いです。

そもそも、(イ)の選択肢の内容は何だったのか、また正しい解答の(ウ)の選択肢はどんな内容だったのかを確認しなければまったく意味がありません。

また、当然なのですが(ア)と(エ)の選択肢も間違いということになります。

この問題に対してどう取り組むべきかというのは、なぜ(ウ)が正しい解答なのか?そして、(ア)と(イ)と(エ)がなぜ正しくないのかを理解するということなのです。

これを一問一問行わなければ本当にこの問題を理解したことにはならないのです。

これをせずにただ繰り返し過去問に取り組んでも効果は半分以下でしょう。

 

問題は選択肢すべてを見直そう!

 

 

次にやってしまいがちな学習パターンは、

 

②間違えた問題しか見直しをしない

 

です。

間違えた問題を見直すのは当然なのですが、正解だった問題の見直しをする子はほとんどいません。

はたして正解した問題はちゃんと理解した上での正解だったのでしょうか?

それともたまたま選んだ解答が正解だったのでしょうか?

 

入試問題は選択問題の出題率が高いです。

マークシートが導入されてからはその傾向が非常に強くなってきました。

四択の選択問題であれば四分の一の確率で正解してしまうのです。

 

入試当日の問題であれば運も大事になってくるでしょう。

偶然の正解であれ合格には近づくわけですからありがたいです。

しかしながら受験勉強に偶然の正解は不要なんです。

間違えた問題と同様に正解した問題に対しても見直しをしましょう。

こういった学習方法は大変ですが効果は絶大です。

たった一問の問題からでも得られる知識は多く、非常に勉強になります。

 

正解した問題も見直しをしよう!

 

 

以上の二点に注意しながら受験勉強に取り組んでみてください。

今まで以上に内容の理解が進みますよ!

 

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