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定期テスト2週間前に子どもが “動ける状態” をどうつくるか――伴走力の出番

こんにちは^^
淵野辺の学習塾「個別指導塾スタディオ」の小池です。

 

いよいよ来月には中学校で1学期の定期テストが行われます。

定期テストが2週間後に近づくと、子どもたちの中には少しずつ焦りが生まれてきます。「そろそろ勉強しないといけない・・・」とは分かっている。けれど実際にはなかなか動き出せない。そんな姿を目にすることも少なくありません。

この時期に大切なのは、ただ勉強時間を増やすことではなく、子どもが “動ける状態” をつくることです。

何を、どこから、どの順番で進めればいいのかが見えてくると、子どもは少しずつ動き出せるようになります。

今回は、定期テスト2週間前に必要な伴走について考えてみたいと思います。

 

 

①定期テスト2週間前は、やる気だけでは動けない。

 

定期テストの2週間前ともなると、子どもたち自身も「そろそろ勉強しないといけない」と感じ始めます。ただ、その気持ちがそのまま行動につながるとは限りません。

むしろやることが急に現実味を帯びてくるからこそ「何から始めればいいのか分からない」「やらなければいけないのに動けない」という状態になることも少なくありません。

また、テスト範囲の広さや課題の多さに焦りばかりが先走り、最終的には好きな科目や簡単な課題だけをやって終わってしまった、ということにもなりかねません。

 

動けない = やる気がない

 

というわけではありません。この時期に必要なのは、気合いを入れること以上に “動ける状態” をつくることが大事なんです。

 

②子どもが止まるのは「やることが多い」だけではありません。

 

子どもがテスト前に動けなくなるのは、単純に「やることが多いから」だけではありません。

本当に苦しいのは「何を優先すればいいのかが分からない」「どこまでやれば終わりなのかが見えてこない」「苦手なことに向き合うのがつらい」といった頭の中の混乱です。

目の前の課題が整理されていないと人は動きにくくなります。これは大人でも同じことです。

子どもたちが止まってしまうのはやることが多いからなのではなく、それが整理されていないからなんです。

 

③まず必要なのは “今やるべきこと” を整理すること。

 

定期テスト2週間前にまず必要なのは「頑張ろう!」と気持ちを高めることではありません。

今やるべきことを整理することです。

テスト範囲はどこなのか、学校ワークはどこまで終わっているのか、提出物は何か、どの教科に時間をかけるべきか。

こうしたことが見えてくると、子どもたちは初めて「今日は何をすればいいか」が分かるようになります。

人はやるべきことが曖昧なままだと動きにくく、やるべきことが具体的になると動きやすくなります。

 

④計画は理想ではなく「実際にできる形」にする。

 

計画を立てるときに大切なのは、完璧な学習計画表をつくることではありません。大切なのは「実際にできる形」にすることです。

毎日何時間も勉強することを前提に予定を組んでも続かなければ意味がありません。

学校や部活、習い事などを含めた現実の生活の中で「これなら回せそう」という量に落とし込むことがテスト前にはとても重要です。

具体的な行動計画を立てる際にも「数学を頑張る」ではなく「計算ミスが多い単元をワークで2ページ進める」、「英語をやる」ではなく「教科書本文の内容確認と出てくる単語を20個を覚える」といったように具体化することで、子どもは動きやすくなります。

理想的な計画より、実際に実行できる計画の方がはるかに強いです。

 

 

⑤伴走の役割は子どもたちが実際に動ける状態をつくること。

 

テスト前の伴走で大切なのは「頑張れ」と声がけすることでも、細かく管理し続けることでもありません。お子さんが「今日は何をすればいいか」「次に何を直せばいいか」を見える状態にし自分で動き出せるように整えることです。

伴走力とは、その子がすべきことをその子に合った形で整理し、具体化し、続けられる形に支える力だと私たちは考えています。

こうして “動ける状態” をつくる経験はなにも定期テストのためだけではありません。

自分の課題を整理し、優先順位をつけ、今やるべきことに落とし込む力は、これから先の子どもたちの学習にもつながっていきます。

だからこそ、定期テスト2週間前はただ追い込む時期ではなく学び方を整える大事な時期でもあるのです。

 

 

定期テスト2週間前は気持ちだけが先に焦りやすい時期です。

だからこそ必要なのは「今まで以上に頑張ること」よりも「今やるべきことを整理し、実際に動ける形にすること」だと私たちは考えています。

伴走力とは、その子の状況を見ながら課題を整理し、最初の一歩を具体化し、続けられるように支える力です。

テスト前に “動ける状態” をつくることは、子どもたち一人一人が自分で学びを進めることができる力にもつながっていきます。

 

ここまでお読みいただきありがとうございました!

 

 

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